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  2. 古典柄の文様-菊(きく)-

文様とは調度品、器物、衣服などに描かれた図柄のことをいいます。着物の場合は主に友禅染などによって着物の表地に描かれます。文様には色々な思いや願いがこめられています。その意味などを知ると着物を着たときの思いはいっそう、深くなるでしょう。

古典柄-菊

 菊は奈良時代に中国より伝来して、品のある美しさから日本人に古くから親しまれてきました。平安時代から9月9日の重陽の節句に菊花の宴を開き菊の花びらを浮かべた菊酒を飲み長寿を祈願したといわれています。鎌倉時代に後鳥羽天皇が好み、自分のしるしとして愛用したことから、のちに皇室の紋として定着しました。日本の国花ともいわれ、現在でもパスポートや靖国神社の門などに文様が使われています。振袖の文様としては様々な表現で菊が用いられています。

古典柄の振袖-菊
古典柄-菊