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古典柄の振袖と新古典柄振袖の違いとは?

近年、振袖はいろんな柄が出てきています。しかし、一見しただけではどの柄かはわかりにくいかもしれません。そのため、今回は古典柄、新古典柄、現代柄、レトロモダン柄にわけて詳しく説明していきます。

1)画像で見分ける4つの柄の違い

1-1)古典柄

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※古典柄-京友禅-(上記写真)

古典柄は時代の流行に左右される事なく、昔から親しまれてきた日本の伝統的な柄です。落ち着いた品のある文様が特徴的です。文様には一つ一つの由来や意味が込められていて、おめでたい意味がちりばめられています。詳しくは「古典柄の文様」に意味を掲載しておりますのでご確認くださいませ。

生地は落ち着いた赤や紺色、黒、黄色など古典的な色合いが一般的です。
古典柄には京友禅や加賀友禅、辻が花、総絞り、総刺繍などがありますが、京都室町なないろやでは京友禅、西陣織を主に取り扱っております。

流行に左右されないので結婚式などでも活用したいと考えておられる方や、晴れ着なのでいいものをとお考えの方は、古典柄振袖がおすすめです。

【古典柄のなかでの違い】

京友禅

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描かれる文様はさまざまですが、有職文様(ゆうそくもんよう)や御所解模様(ごしょどきもよう)のような公家や宮中に関連した、繊細にパターン化された伝統的な図案が使用されることが多いのも特徴です。仕上げには刺繡や金箔も用いられ、きらびやかな雰囲気をもちます。

加賀友禅

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臙脂、藍、黄土、草、古代紫の加賀五彩とよばれる色が基本として多用されます。色を挿す以外に刺繍や金箔などはほとんど用いられず、全体としてやや落ち着いた色あいが特徴です。

辻が花

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絞り染めを基調として、描き絵・摺箔・刺繍などを併用したものです。

総絞り

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絞りの振袖

※写真は一部分のみ絞りです
生地を小さくつまんで糸で括ることでできる立体的な模様が特徴です。

総刺繍

振袖

すべての模様を刺繍で行っているのが特徴です。
※簡易に違いを説明したものであり、少しずつ地域によって差がございます。

1-2)新古典柄

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新古典柄は現代柄と古典柄のミックスです。裾にグラデーションが入っているものが多く、古典柄よりかっちりしておらず優しい雰囲気になります。ポップで華やかなため、今風のデザインを取り入れつつも、古典的な雰囲気を壊したくないという方におすすめです。帯や小物に現代風の物を取り入れたいとお考えなら新古典柄の方が合わせやすいです。

1-3)現代柄

 

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現代柄は華やかな色合いのものが多く、発色が強いです。花の形もバラなどの西洋の花が使われています。ハートなどの現代でよく使われる模様も多いですね。流行りが気になる方であったり、洋服のように振袖を着てみたいという方は現代柄をお召しになるのがよいかと思います。

1-4)レトロモダン柄

最近流行りのレトロモダン柄はヴィヴィットな色合いで水玉やボーダー、チェックなど現代的な柄や花を大きく描いたものが多いです。もともとは大正時代~昭和初期あたりに着られており、ヨーロッパのアール・ヌーボーの影響で着物色使いもとても鮮やかになりできた柄です。着物では多く取り入れられていましたが、最近では振袖でもよく見られるようになりました。個性的な振袖を着たい方におすすめです。

まとめ

最近は個性的な振袖が多くなってきていますが、古典柄の振袖は廃れることなく数百年続いてきた柄だけあって、とても華やかです。また、古典柄のなかでも京友禅や絞り、総刺繍のように様々な種類が存在します。新古典柄やレトロモダン柄だけでなく、古典柄に目を向けてみるのもいかがでしょうか。

京都室町なないろやでお待ちしております。

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