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創業一五〇年老舗呉服問屋

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振袖のたたみ方

直線裁ちでつくる着物は四角に折りたたむことができます。縫い目に沿って正しくたたむことができたら、余分なシワもいかずに次回着用のときに綺麗に着ることができます。たたむときは、振袖に余分なホコリなどがつかないように着物敷きなどの大きい紙をひいてから、たたむとよいでしょう。

衿が左、裾が右になるように振袖を置き、脇の線に沿って下前を重ねる。

下前を縫い目(衽の線)に沿って手前に折り返す。衿は三角にして内側に折り返す。

上前と衿を持ち、折り返した下前の上に重ねる。衿もぴったり合うように重ねる。

上前の脇縫いを持ち、下前の脇縫いに重ねる。袖も合うように重ねる。

左の袖(重ねてる上のほう)を袖付け線で折って上に折り返す。

上身頃の裾を持って、肩山の方に折り返して重ねる。(肩山から5cm内側に控える)

右袖を袖付け線で折って身頃の中に入れてから、はみ出ている袖の残りを身頃に折り返してのせる。

 これでたたむことができました。お疲れさまでした。たとうしにしまってください。

長襦袢のたたみ方

長襦袢は振袖と少したたみ方が違いますが、要領をつかんだら簡単です。ポイントは右と左を内側に一旦折り返してから、また、半分ほど外側に折り返すイメージです。

衿が左、裾が右になるように長襦袢を置き、上前が上になるように重ねる。

脇縫いを持って、脇縫いが身頃のちょうど中心にくるように内側に折ります。

今、内側に折った下前の袖を外側に半分、折り返します。袖口は手前側の身頃の折り目より2cmほど内側になるはずです。 

  上前も下前と同じ要領で脇縫いが身頃中央にくるように内側に折ってからまた半分を外側に折り返します。

裾を崩れないように両手で持ちあげて衿のほうに折り返して半分の丈にします。衿は折らずに形を整えます。

これでたたむことができました。お疲れさまでした。たとうしにしまってください。

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