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  2. 京都西陣織

西陣織は京都を代表する伝統工芸品であり、永く京都を支えている伝統産業です。西陣は地名ではなく、京都市上京区を中心とした織物産業の産地一帯をさしていわれています。その歴史は古く、平安時代に宮廷御用達の織部司が置かれたところから始まり、江戸時代に入り諸大名が呉服の御用商人を西陣に置き、高級織物が発展していったといわれています。

西陣織

もともとは家内制手工業が中心

 西陣織の多くはかつて、家内制手工業と呼ばれる、一家全員で家業として織機の前に座り、受注した注文をこなしていく形態がほとんどでした。昭和の時代は西陣のどこの細い路地に入ってもパタンパタンと機織の音が聞こえていたそうです。今では技術も多様化し、工程それぞれの熟練の職人が受け持つ分業制に移行していきました。高度成長期のころから、家業として織るよりも会社として大きい工場で作るようになっていったのです。
 

 
先染め文化と後染め文化

 よく、「染め」と「織り」という言葉を聞きますが本来どういった意味なのでしょうか。染めというのはいわゆる、友禅染めに代表されるもので、白生地に下絵を描き、柄や地をそめて絵模様を描きだしていくものです。織りとはあらかじめ、染まっている何色もの糸を織り組み合わせることによって、模様を表現していきます。まったく表現の手法が違うのがわかると思います。あらかじめ染まった糸を使って織っていくので西陣織は先染め文化と呼ばれています。

西陣織の種類

西陣織

伝統工芸品の指定を受けている
西陣織の織り技法12品目

①経錦(たてにしき)
②緯錦(ぬきにしき)
③緞子(どんす)
④朱珍(しゅちん)
⑤紹巴(しょうは)
⑥風通(ふうつう)
⑦綟り織(もじりおり)
⑧本しぼ織り(ほんしぼおり)
⑨ビロード
⑩絣織(かすりおり)
⑪紬(つむぎ)
⑫綴れ(つづれ)
 

錦織の袋帯

華やかで豪華な印象の袋帯の種類です。金糸、銀糸や多彩な色糸を使い模様を表現します、主に技法は緯錦でジャガード機という織機で織られます。袋帯にすると格が高くなり礼装用に用いられます。

唐織の袋帯

能装束の織りで有名な唐織は光沢のある緯糸を浮かせて模様を織りだします。一見すると刺繍の技法にも似て見えます。室町時代に明から伝わった技法でフォーマルにあわせる袋帯です。


京都室町なないろやでは多くの西陣織の高級袋帯をご用意いたしております。どれでも好きな帯をお選び頂けます。