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  2. 古典柄の文様-源氏車(げんじぐるま)-

文様とは調度品、器物、衣服などに描かれた図柄のことをいいます。着物の場合は主に友禅染などによって着物の表地に描かれます。文様には色々な思いや願いがこめられています。その意味などを知ると着物を着たときの思いはいっそう、深くなるでしょう。

古典柄-源氏車

 貴族が宮中に出入りするときに乗った車が御所車でその木製の大きな車輪だけを取りだして意匠化したものが源氏車です。ずっと回転し続けることから縁起物とされるようになりました。源氏と名前につくのは源氏物語由来のという意味です。他に源氏と名前のつく文様は源氏香や源氏雲などがあります。木製の車輪は乾燥してひび割れたり劣化するのを防ぐために水に浸しておかれたといわれています。波や流水に浸されて車輪が半分だけ覗いているのを”片輪車文(かたわぐるまもん)”といいます。着物のほかに帯の文様としてよく使われます。

古典柄の振袖-源氏車

松竹のうしろが片輪車文です

古典柄-源氏車