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  2. 古典柄の文様-雪輪(ゆきわ)-

文様とは調度品、器物、衣服などに描かれた図柄のことをいいます。着物の場合は主に友禅染などによって着物の表地に描かれます。文様には色々な思いや願いがこめられています。その意味などを知ると着物を着たときの思いはいっそう、深くなるでしょう。

古典柄-雪輪

 しんしんと静かに降り積もってゆく雪。日本では季節の移ろいがはっきりしていて、春夏秋冬を芸術的に表現されたものが多いですが、冬は情景的なものが多くて雪に関しては図柄として形にするのが難しかったと思います。江戸時代になって輪の周囲に数箇所、小さい円の切れ込みを入れて雪の結晶を意匠化したものが雪輪のはじまりとされています。振袖の柄としては雪輪の中に他の文様を組み合わせて描かれることが多く、雪輪を大きく誇張して円形の一部分だけを切り出した大雪輪などの柄もあります。

古典柄の振袖-雪輪
古典柄-雪輪