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古典柄の文様-隠笠(かくれがさ)-

文様とは調度品、器物、衣服などに描かれた図柄のことをいいます。着物の場合は主に友禅染などによって着物の表地に描かれます。文様には色々な思いや願いがこめられています。その意味などを知ると着物を着たときの思いはいっそう、深くなるでしょう。

隠笠

隠笠(かくれがさ)とは隠蓑と同じで頭にかぶると身を隠すことができるという想像上の笠です。形としては日本昔ばなしに出てきたお爺さんが被っていたものです。雪降る夜にお地蔵さんに笠をつけていった笠地蔵のお話を思い出しますね。こちらも隠蓑と同じく鬼や天狗(てんぐ)の宝物といわれていて、被ったりまとったりすると「厄災から身を隠して守ってくれる」という言い伝えがあります。そのため、宝尽くしの一つの文様としておめでたい文様と言われているのです。